MIX(マルチーズ×トイプードル)、コーギー、チワワの動脈管開存症PDAの手術

当院にて3~6例目となる動脈管開存症(PDA)の手術をしたワンちゃん達をご紹介いたします。


川崎市在住のマルチーズとトイプードルのMIX犬、3カ月齢の雄のワンちゃんで体重は1.3kgでした。
術後3カ月の検診では、術前から認められていた軽度の三尖弁逆流と肺動脈弁逆流は認められるものの動脈管短絡血流は認められませんでした。
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柏市在住のウエルッシュ・コーギー、2カ月齢の雌のワンちゃんで体重は2kgでした。
術後の検診では、術前に認められていた僧帽弁逆流は消失し動脈管の再疎通もなく順調に経過し、術後4カ月で避妊手術も行い元気に退院していきました。
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横浜市在住のマルチーズとトイプードルのMIX犬、3カ月齢の雌のワンちゃんで体重は2.1kgでした。
術後の検診では術前から認められていた軽度の三尖弁逆流と肺動脈弁逆流は認められるものの動脈管の再疎通はなく順調に経過し、術後3カ月で妊手術を行い元気に退院していきました。
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御殿場市在住のチワワ、4カ月齢の雌のワンちゃんで体重は1kgでした。
体重420gの時点で診察させて頂きましたが低体重による麻酔のリスクがありましたので体重増加に努めていただき1kgの時点で手術を実施しました。
術後肺動脈弁逆流が認められましたが元気に経過しています。
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当院のブログをご覧いただき遠い所からご来院いただき有り難うございます。
少しでも心臓病で苦しむ動物達の手助けができたら幸いです。

池上アクア動物病院
病院長

医療のお話|水越 崇博|2016年02月04日

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