台湾での犬の心臓外科手術

こんにちは。

めっきり寒くなりました。
風邪などひかないように暖かくして過ごしてください。

今回は台湾で行ってきた犬の僧帽弁閉鎖不全症に対する心臓外科手術についてご報告します。
台湾の台北市街地南西の新北市というところにある左岸動物病院にて
犬の帽弁閉鎖不全症の2症例に対し手術を行ってきました。
普段JASMINEどうぶつ循環器病センターにて手術助手、麻酔管理、器具助手、人工心肺装置管理のお手伝いをしていますが今回私は人工心肺装置の操作を行っていきました。

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左岸動物病院外観 川岸に立つ広い病院です。バイク多いです・・・

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手術室はとても広く清潔で人の病院のように2階から見ることができます。

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これが人工心肺装置です。たくさんのローラーポンプと人工肺、熱交換器を
カテーテルでつなぎ、心臓を止めている間心臓と肺の代わりをします。
術中常に執刀医、麻酔医と連携をとり血液量、血圧、水分量、体温等を調整する重要なお仕事です。

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今回参加したお馴染みJASMINEの先生達と台湾の先生、めい動物病院の竹内院長です。

私は今回初めて台湾に行きましたが台北市はとても近代的で
病院もとてもきれいで驚きました。
獣医師の先生達もとても勉強熱心で今回もいい刺激になりました。

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それにしてもバイクが多い・・・
スクーターに犬を乗せていて赤信号で止まると犬が降りてその辺をうろちょろして青になると
またぴょんと飛び乗って・・・
とても衝撃的でした。

医療のお話|水越 崇博|2017年11月15日

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